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余りモノになっていない
実は今まで、結構英会話の塾にも通っていた。
だから、英語にはそれなりのコンプレックスもあり、経験もあったりする。こんなふうに書くと、英会話がカナリできそうだがなかなかそうはいかないんです。
つまりは、余りモノになっていない。
つまり、英会話教室にとっては、いいお客さんなのかも知れないと言えるわけです。
自嘲的に言えば。
自分にはどうも外国人に対してのテレよりは、日本人に対してのテレが多いように感じています。
なぜなら、講師が外国の方の場合は、素直にしゃべれるのに本人相手だと、ちょっと恥ずかしく思えたりしてしまうんです。
最初はそれに気付かず、日本人の先生を選んでいましたが、どうしても萎縮してしまっている自分に気がついたんです。
萎縮というと、大げさかも知れません。どことなく、積極的に話していけない自分がいるのに気付いたんです。
それは、きっと大学の時の英語の先生が印象的だったからではないかと思っています。
大学の基礎科目の英語の授業では、コナンドイルのシャーロックホームズの原典が教科書でした。
その先生は、もともとシェークスピアが専門だったらしく、大学の講義はもっぱらシェークスピアの原典だったらしいのですが、自分たちはそれほどの実力がないと言うことで、子どもでも分かるコナンドイルだったらしいのです。
それでも自分などには、ハードルが高かったのですが、毎回、指名されても、ろくに訳ができないんです。
予習していないわけではないんですが、訳になってない。んだそうです。
一学期の終わりの方で、君たちに過大な期待をしていたようで申し訳ないと、ポツリ。
勝手に見限られてしまった形になってしまいました。
それ以降、教材は、毎回プリントを配布するようになり、先生に見捨てられた教材のシャーロックホームズの原書はいまでも本棚の片隅にありますが、一度もひらいていません。
以来、日本人の先生には、なぜか距離を感じるようになってしまいました。
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